校訓「不撓不屈」と「共に汗を流し 支え合い 協力し合う チーム中農」
本校は、昭和21年1月に沖縄文教学校農学部として創立され、同年4月の学制改革により沖縄県立中部農林高等学校として独立いたしました。以来、地域のニーズや時代の変化に対応した教育活動を展開し、昨年で創立80年目を迎える、農業・福祉に関する学科を有する歴史と伝統ある専門高校です。また、平成29年度には沖縄県立中部農林高等支援学校が校内に併設され、多様な学びのニーズに対応するとともに、共に学び合う教育(インクルーシブな教育)の推進と、専門学科の特性を活かした体系的な職業教育の充実を図るなど、新たな時代に対応した学校づくりを進めています。
各学科においては、専門的な施設・設備を活用した実験・実習を通して、実践的な知識・技術の習得を図るとともに、課題解決型の学習を取り入れ、生徒が主体的・対話的に学びを深める教育活動を推進しています。また、専門分野に関する資格取得に加え、英語検定や数学検定などにも積極的に挑戦し、基礎学力の定着とともに、将来の進路選択に必要な力の育成に努めています。
学校農業クラブ活動では、プロジェクト発表や測量競技において全国大会(FFJ大会)で優秀賞を受賞するなど高い成果を上げており、九州大会(FFK大会)にも継続して出場しています。これらの活動は、専門的な知識・技術の深化のみならず、課題発見力や表現力、協働性の育成にもつながっています。また、部活動においても体育系・文化系・農業クラブ系の各分野で生徒が主体的に活動し、豊かな人間性の育成を図っています。
進路指導においては、キャリア教育の充実を図りながら、生徒一人ひとりの興味・関心や適性に応じた進路実現を支援しています。これまでに、琉球大学農学部や名桜大学、沖縄国際大学、東京農業大学、県立農業大学校等への進学をはじめ、各種専門学校への進学や県内企業への就職など、多様な進路実績を上げており、社会との接続を意識した教育を展開しています。
このように本校では、生徒と教職員が一体となり、校訓「不撓不屈」と「共に汗を流し 支え合い 協力し合う チーム中農」のキャッチフレーズのもと、一人ひとりが主体的に学び、他者と協働しながら課題に取り組む教育活動を通して、これからの社会を生き抜くために必要な資質・能力の育成を目指しています。そして、地域社会や産業の発展に貢献できる人材の育成に努め、特色ある学校づくりを推進しています。
今後とも、本校教育へのご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
令和8年4月
沖縄県立中部農林高等学校
校 長 喜友名 朝睦

