造園科1年生 平板測量実習

造園や土木の分野では、基礎技術として「測量」が重要な役割を果たします。造園科では1年次に、基本的な測量技術を学ぶ授業があり、その中でも特に基礎的で理解しやすい「平板測量」に取り組みました。
実習では、器具や機器の名称・役割・操作方法、そして面積の求め方などを一通り学習し、その集大成として「平板測量競技会」を実施しました。
外業では、放射法による平板測量と巻き尺を使ったオフセット測量を行いました。内業では、得られた図面や距離情報をもとに、三斜法・三辺法を用いて面積を計算しました。競技会では、作業時間や誤差・較差などを基準に順位を決定しました。
外業では、アリダードによる定位と巻き尺で測定した距離をもとに、平板上に測点を記録します。生徒同士の連携が求められ、確認の声や指示が飛び交う中、真剣に取り組む姿が印象的でした。
内業では、外業で得た情報をもとに、定規を使って丁寧に図面を作成し、三角スケールで距離を測定、電卓を使って三斜法・三辺法による面積計算を行いました。
今回の平板測量競技会では、他グループとの競争の中で、生徒たちが想像以上に真剣に取り組む姿が見られ、学びの深さと意欲の高さを感じることができました。
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