5月26日に食品科学科の1年生がトウモロコシを収穫しました。このトウモロコシは、先輩達が1年生の時に「農業と環境」の実習で、3月24日に定植し、栽培管理を行ってきたものです。
生徒たちは小雨が降る中、傘を指しながら、初めての収穫実習で戸惑いつつも、教えられたとおりに、ひげが茶色く乾燥し、外から触って実がぎっしり詰まっているものから収穫し、外皮をむいて調整していました。
2025年5月アーカイブ
園芸科学科では専門の学習や進路選択に活かすことを目的に、地域視察研修を実施しています。今回は1年生が地域の農業関連施設を視察しました。沖縄県立農業大学校では最初に概要説明を聞き、本校卒業生の先輩方から学校の様子を聞くことができました。その後、畜産コース、果樹コースの施設を見学することができました。午後に行った宜野座村農業後継者育成センターではセンター長からイチゴやネギ、マンゴーの栽培方法を説明いただきました。また将来農家を目指している方々からも話を聞くことができました。参加した生徒から、「校内に自動車練習場や給油所があって驚いた」、「新しい校舎で勉強したい。私も農業大学校に進学したい。」という感想があり、充実した地域視察研修になりました。
造園科・「スイートコーンの収穫実習」(令和7年度入学生)
本校に入学し、農業の最大の喜びを体験するため、「スイートコーンの収穫実習」を行いました。真新しい実習服を着用し、晴れやかな気持ちの中、圃場でスイートコーンの収穫を行いました。 事前に収穫の目安を学び、実際のスイートコーンを悩みながら選別し、収穫しました。調整しながら、実入りの良いものやそうでないものを選別し、袋詰めを行いました。また、試食し、作物の甘さを感じながら作物の出来を確認することができました。
収穫のタイミングや選別の難しさを感じながらも、クラスメイトと協力した実習では達成感を感じることができました。目標を達成する喜びを共有できたことは、今後の学びにも大いに役立つはずです。
5月16日に中農市が行われました。天候にも恵まれ、販売前からそれぞれの販売エリアには長蛇の列ができていました。各学科の特色あふれる生産物が販売されており、多くのお客様が笑顔で購入されていました。また、生徒たちもいきいきと販売しており、これからの学習への自信につながっていました。
来月の中農市も多くの来場をお待ちしています。
6月の中農市は、次の日程で行います。
・日時 6月20日(金) 14時30分~15時
・場所 事務室前ピロティ
5月8日は「ゴーヤーの日」。例年、生徒が育てたゴーヤー苗を地域の皆さまに配布してきましたが、今年は内容を変更しました。
沖縄本島では「セグロウリミバエ」という害虫が発生し、4月14日から緊急防除が始まっています。この害虫はゴーヤーなどのウリ科野菜に被害を与えるため、農家への注意喚起が行われています。
そのため本校では、「うるマルシェ」において生徒代表がメッセージを読み上げ、沖縄県が作成した害虫対策チラシを地域の家庭菜園を行っている方々に配布し、まん延防止に向けた啓発活動を実施しました。
初めての活動に緊張する生徒もいましたが、一人ひとりが丁寧に説明を行い、地域の方々との交流を深める貴重な機会となりました。
3級造園技能検定の練習
造園科においては、明日の産業を担うスペシャリストの育成を目指して職業資格取得に取り組んでいます。造園作業において必要とされる知識・技術の習得を目的として「3級造園技能検定試験」に取り組みます。
2年生は、はじめて丸太や竹を専用のノコギリで指示通りに切断し、竹垣の製作を行いました。
今年度も①日頃の学習活動の成果を広く一般に公開発表して、学習の深化を図ること、②学校生産物を題材にした、販売実習を行うことを目的に中農市を開催します。開催は5月、6月、10月、1月の4回を予定しています。(写真はこれまでの中農市の様子。)
5月の中農市は、次の日程で行います。
・日時 5月16日(金) 14時30分~15時
・場所 事務室前ピロティ
詳しくは、こちらをクリックして下さい。
今年度も、多くの方々の来場をお待ちしています。
2年の加工コースでオリジナルクッキーコンテストを行いました。これは、春休みの宿題として考えたもので、絞り出しクッキーにオリジナルの原料を加えて、4月24日に食品製造の授業で作りました。そして、25日の製菓技術の授業でオリジナルクッキーのプレゼンテーションと試食会を行って評価をしました。
今年のオリジナルクッキーには、ココアアーモンドクッキーとミルクココアクッキーが選ばれました。これから、原価計算などを行って、学校行事などで販売できるように準備を進めていきます。