4月15日と16日に学科意見発表会が行われました。これは、4月28日に行われる第1回校内農業クラブ大会の学科代表を選抜することを目的に行われる発表会です。
春休み中の課題として考えてきた意見文を2年生が15日、3年生が16日にそれぞれ発表しました。
はじめにグループで発表し、グループ内で選ばれた代表者が全体で発表して、代表が選ばれます。一人ひとりが考えた様々なテーマの発表を聞いて、よい学びの場となっていました。
食品科学科の最近の記事
4月11日に食品科学科の1年生を対象に仲間づくりのワークショップを行いました。これは、新生活の緊張感を下げ、学校生活に早く慣れてもらうことを目的に毎年行っているものです。
担任の先生と学科職員も参加して、様々なレクを通して楽しみながら、緊張感を取り除いていきました。
参加した生徒からは、「はじめは気まずかった、不安だったなどの意見もありましたが、研修後は、楽しかった。話しやすくなった」などクラスの雰囲気も良くなり、一人ひとりの仲間意識も高まりました。
4月9日に学科の指導方針を理解し、団結力を高めることを目的に学科オリエンテーションを行いました。学科職員の紹介の後に食品科学科のルールを確認しました。
それから、進路と学科の取り組みについての説明がありました。1年生の自己紹介の後は、学科◯✕クイズでとても盛り上がりました。
最後に、玄関前で学科のキャッチフレーズをみんなで言って、記念撮影をして終わりました。
3月10日に令和6年度 民間活力講習会が行われました。今回は、協同青果株式会社の円光さんを招いて、食品科学科の1年生を対象に沖縄の食材について学びました。まず沖縄協同青果株式会社の紹介があり、次に県内の食品の流通の仕組みについて教えていただきました。そして、島野菜・有機農業の現状について詳しく学びました。
授業に参加した生徒のからは、「日頃食べている食材が沖縄協同青果をとおして、流通していることがわかった。また、流通だけでなく島野菜をはじめ農作物を知ってもらう取り組みをしていることがわかったので、この取り組みに参加してみたいと思った」という振り返りがありました。
1月22日に食品科学科の課題研究発表会が行われました。これは3年生が4月から取り組んできた成果を発表するもので、チームで協力して課題の設定から計画、実施、考察、まとめを行い、課題解決能力を高めることを目的とします。
また、1年生、2年生も発表会に参加し、これからの学習につなげていきます。9チームの発表に加えて、質疑応答も行われ、生徒たちから多くの質問も出て、良い発表会になりました。
今回の発表テーマは次のとおりです。
①糖蜜を使った家庭でも簡単に作れるレシピ開発!
②グァバを美味しく普及する。
③冷凍技術の持続的な普及と流通へ!~起こせDF革命!~
④お弁当屋さんから出た可食部物の活用法
⑤アップサイクル
⑥シークヮーサーの新たな加工品
⑦サクナの認知度向上と普及を目指して
⑧廃棄野菜からドュールへ
⑨災害時の補助食品
1月7日に食品科学科で新春餅つき大会を行いました。これは毎年の恒例行事で先輩後輩の中を深め、協働作業を通して帰属意識を深めることを目的に行っています。
企画から運営まで3年生がリードし、事前準備、会場設営、餅つき、余興まで生徒が主体的に取り組んでいました。
美味しいお持ちを腹いっぱい食べて、みんなで余興を楽しみ、一人ひとりの帰属意識が深まりました。
12月26日に食品科学科の2年生が食品分析上級検定に挑戦しました。この検定は沖縄県学校農業クラブ連盟の主催で実験系科目に対する関心や意欲の向上を目的に行われているものです。
食酢に含まれる酢酸成分を中和滴定法で定量するもので、実験の準備から試薬の調整、滴定操作、レポートの作成まで一人で行います。
90分の制限時間の中で、一人ひとりの生徒が真剣に取り組んでいました。
12月13日に食品科学科の1年生がケーキデコレーション実習を行いました。スポンジケーキの製造からクリームの塗り方、デコレーションのやり方まで実習を通して学びました。
ケーキのデザインは、自分で考えてきたもの実際に作り、個性あふれるデコレーションケーキが出来上がりました。
11月15日にみその充填実習を行いました。食品科学科の1年生は、7月に中農みその仕込をはじめ、約3ヶ月醸造して完成しました。
今年の味噌も塩味と旨味、そして酸味のバランスが良く、おいしく仕上がりました。
12月1日の生産物即売会で販売しますので、ぜひお買い求めください。
10月25日、「農業と環境」の授業で飼育したブロイラーの屠殺・解体実習を行いました。食品科学科の1年生は9月にヒナの飼育をはじめ、毎週、体重測定などの成長の観察と記録を続けてきました。
当日は、まず体重測定と生体検査をした後、と殺・放血・湯漬・脱羽を行い冷却槽で冷却しました。次に頭と足、そして内蔵を取り除き、解体が完了しました。
実習を終えた生徒から「あらためて食べ物を食べることに対して、命の重みを感じる事ができるようになった。」と振り返りがありました。